こんにちは、庭木の剪定ドットコムです。
梅雨に入り、雨で重く垂れ下がった枝と、樹形が何だかうっとうしく感じていませんか?
常緑樹も落葉樹も花木も、今頃の季節に新しい枝を伸ばすものが多いので、 剪定の適期に剪定がしっかり出来ていないと、急に葉が生い茂ったように感じてしまって、気になる枝を切ってしまいたくなりますよね。
気持ちは分かりますが、でもちょっと待ってください!!!
その庭木は、花や実を楽しむために植えた樹木ですか?
剪定学習ソフト「玉崎弘志の剪定教室 花木編」をお持ちの方は、「春咲き花木」「夏咲き花木」の生育サイクルをもう一度確認して、その花木の本来の剪定の時期(適期)を再確認してみてくださいね。
梅雨時期に剪定するポイント
では、重く垂れ下がった枝をどのように剪定したらよいでしょうか?
前回お話した「樹形」「樹冠」「樹冠ライン」「骨格」をもう一度思い出して、あなたが“このくらいの大きさ” “こんな形にしたい”をイメージしてください。
次は、目標とする「樹冠ライン」になるように、切り戻し剪定をしましょう!
それでは正解の発表です
お待たせしました。
それでは前回の練習問題の正解について発表します。
※前回の記事を読んでいない方は、まずはこちらの記事をお読みください。
常緑樹の剪定時期と剪定方法について ワンポイントアドバイス[練習問題あり]
前回の練習問題は、切り戻し剪定についてでしたね。
あなたのイメージは、正解と同じだったでしょうか?
何となくこんなイメージに剪定出来ましたか?
イメージできた方は、素晴らしいですね!
切り戻し剪定がよく理解できていますね。その調子で庭木の剪定もチャレンジしてみてくださいね。
予想と違っていた方は、どこが違っていたのか、自分のイメージと比べてみてください。
見直すことで、次はもっと正解に近いイメージをすることができるはずです。
まだ慣れなくて難しいと思った方もいらっしゃると思います。
そんな方のために、もう一問問題を出しますね。
下の画像の枝を剪定してみて下さい。
追加問題
追加問題の答え
最後に
今回の話をまとめると、
- 梅雨時期に剪定する場合は、まずは剪定に適した時期(適期)を確認する。
- 花木の場合は成育サイクルを確認する
- 剪定する前に「樹形」「樹冠」「樹冠ライン」「骨格」をもう一度思い出して、あなたが“このくらいの大きさ” “こんな形にしたい”をイメージする
- 目標とする「樹冠ライン」になるように、切り戻し剪定を行う
ということです。
それぞれの庭木の剪定の適期を知って、あなたの作りたい樹形にぜひチャレンジしてみてくださいね。