こんにちは、庭木の剪定ドットコムです。
今年は例年にない豪雨によって被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
この暑さですので、庭木の剪定はしばらくの間お休みしてくださいね。
お休みの間、夕方になって外に出られるような気温になったら、木陰で庭木の枝ぶりを観察してみてください。冬の剪定後に伸びた枝ぶりは如何でしょうか?
ブツ切りをして勢いよく伸びた徒長枝はありませんか?何故か一部が混み合っていて気になる等々、ご自身が剪定したその後の採点をしてみてください。
もしも課題を見つけたら、次の剪定の時にはこの課題が克服できているように、剪定ソフトで今から涼しい家の中で剪定の反復練習と課題解決に励んでみてください。
夏の剪定について
夏の剪定は、樹形が暴れているなど必要な場合に行います。強い剪定は避けて主に不要枝の剪定をメインにおこないます。
不要枝個々の呼び名は剪定をする方によって色々ですが、自然樹形であれば、幹から左右に外に向かって枝が伸びているか、強すぎる枝は無いか、枯れている枝は無いかなどチェックするところは同じです。
下記の庭木を例に、気を付けるべき点を抑えましょう。
(2)剪定の時に主の枝から長く切り残しを作ったため、枝の付け根から枯れ始めてきました。
(3)しだいに枯れてきます。
(4) (2),(3),(4)は剪定の時の枝の切り残しが長すぎるので、枝の付け根から1cmくらいのところで切りましょう。
(5)昨年、ぶつ切りしたため、徒長枝が発生してきました
(6) (5),(6)の徒長枝は上へ上へと生長しようとする枝です。途中に小枝がつきにくいです。
まとめ 真夏の剪定は人と同じ、無理をしない
真夏の剪定は人と同じで、余り無理な剪定をすると日焼けや夏バテを起こしてしまいます。庭木の風通しが良くなるように意識して、不要枝の剪定に留めましょう!やり残しやこの枝を剪定したいと気付いたら、冬の本格的な剪定の時にしっかり行いましょう。
猛暑日が続いていますので、木陰で庭木の観察と剪定のイメージ作りに時間を当ててください。剪定ソフトユーザーの方は不要枝以外の剪定、「切り戻し剪定」「透かし剪定」の練習も、室内の涼しいところで反復練習に励んでくださいね。