こんにちは、庭木の剪定ドットコムです。
すっかり秋の気配を感じる季節になりましたね。
今回は、常緑樹であるシマトネリコの性質と株立ちの剪定例について触れてみたいと思います。
常緑樹の性質
常緑樹(針葉樹は除く)の多くは、よほど気温や地温が下がらない地域であれば、葉を付けたまま冬を越します。
落葉樹のように、冬になると葉を落として休眠する性質とは違って、常緑樹は冬も葉を蓄えているので一年中活発に活動しているように思われがちですが、寒い冬は生長を抑えて暖かな春を待ちわびています。
常緑樹が活動を抑えている真冬に強い剪定をすると負担を掛けることになります。
また真夏に強い剪定をすると幹焼けを起こして樹の勢いが衰えるので、常緑樹の場合は真冬と真夏の剪定は避けた方が良いでしょう。
株立ちシマトネリコの剪定例
(1)まずは足元をきれいにしましょう
(2)次に不要枝の剪定をしましょう
上手に剪定するポイント
最後に
庭木に向かいながら、今まで学習したことを思い出して一つ一つ順番に作業をしてみてください。
迷ったら、一度庭木全体を眺め判断してみましょう。
また今年はそのままにして、来年切るべきか考えるのも選択肢の1つですよ。
ちなみに下のビフォーアフターの画像は、リアル版“玉崎式剪定教室”(全4回)の最終回で、これまでの学習の確認と成果として、一本の樹木を生徒さんが剪定した画像です。
学習を終える時には「剪定は楽しい!」と、その後ご自宅の庭木の剪定に積極的に挑戦されています。
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シマトネリコは10月頃に実をつけます。 実が充実したら種を保存して、来年4月頃に蒔くとかわいい芽を出します。 ミニチュアシマトネリコを育ててみるのも楽しみですね。