この記事の目次
こんにちは、庭木の剪定ドットコムです。
剪定に関するあらゆるお悩みを受け付けている 剪定困ったフォームに、たくさんのご相談をいただいております。
ありがとうございます。
読者の方からのご相談を拝見するなかで、「今まで自分で剪定してみようと思っていても、なかなかその方法が分からなくて、、、でもこの機会に剪定に挑戦してみようと思います!」という方が、たくさんいらっしゃるのが分かりました。
剪定は難しくありませんので、ぜひこの機会にお家の庭木の剪定にチャレンジしてみてくださいね。
今回はそんな「剪定困った」に寄せられたよくあるお悩みとそれに対する答えをまとめてみました。
剪定の経験がある方には初級編になってしまうと思いますが、まずは「剪定とは」から始めたいと思います。
回を増す毎に、それぞれのシーンの中でお送りいただいた皆様からの「困った」に触れていきたいと思いますので、復習を兼ねて剪定の技術を磨いていきましょう!
お庭という限られたスペースの中で樹木をきれいに、健康的に育てるためにぜひ“剪定”をマスターしてくださいね。
お悩み(1)「そもそもドコをどうしたら良いのか分からない」
多くの春咲き花木は、花が終わって夏になる前の“花芽”が無い短い期間が剪定の適期になります。
(剪定学習ソフト「玉崎弘志の剪定教室 花木編」をお持ちの方は、それぞれの生育のサイクルと剪定の適期を説明していますので今一度復習してみてくださいね。)
特に、つつじ(ツツジ)は花が終わりになる頃には剪定をすると良いでしょう。「○○ツツジ祭り」というイベントが各地にありますが、このイベントの期間を過ぎてから会場に出向くと、すっかり剪定された後で花が無かった、という経験はありませんか?
お悩み(2)「そもそも不要枝とは?」
お悩み(3)「松(マツ)の春特有の剪定について」
今の時期に松(マツ)を見ると、何本かの「みどり(枝)」が伸びて来ています。
松(マツ)の「みどり」は一般的な樹木の新しい枝と同じです。ですから「みどり」をその後どのように伸ばしていきたいのか、枝の方向はどうしたいのかを考えて「みどり」を摘んだり残したりしていきましょう。みどりのコントロール=枝のコントロールですので、みどりを摘む剪定作業は、松の大きさと形に大きく関係していきます。
このみどりを摘む剪定作業のことを一般的に「松のみどり摘み」と言います。
5月頃は、このミドリが柔らかいので手で折り取ることが出来ますので、手袋をしてミドリ摘みを行ってください。
よく「みどり摘みは剪定ばさみでも大丈夫ですか?」とご質問をいただきますが、剪定ばさみは刃の先が厚く細かい作業に向きません。また残したいミドリを傷つけることがありますので注意が必要です。
はさみを使う場合は、みどり摘み用のはさみもありますが、木ばさみなど先が細いものを上手に使うと良いでしょう。松はヤニが強いのではさみを使ったら、作業後にはさみのお手入れを忘れずに行うようにしましょう。
最後に
これからもよくお寄せいただくお悩みに関しては、庭木の剪定ドットコムの記事で解説していければと思います。
もし剪定に関してお悩みのことがありましたら、下記のフォームで受け付けていますので、ドシドシお寄せください。