針葉樹(コニファー系)の剪定ワンポイントアドバイス

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こんにちは、庭木の剪定ドットコムです。

どの季節にも、きれいなグリーンと独特な紡錘形、円錐形等の樹形で私たちを楽しませてくれるコニファーの仲間たち。
樹形こそ変わりませんが、独特な樹形を維持したままどんどん大きくなっていきます。気がつくと、家の屋根に届くまで大きくなっていたりと、困ったことにもなりかねません。

常緑樹なので、目隠しとして生垣に利用しているお宅も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな針葉樹(コニファー系)の剪定についてお話ししたいと思います。

針葉樹(コニファー系)の剪定時期

基本的に針葉樹の剪定は、芽吹き頃(新芽が出る頃)が剪定の時期(適期)になります。

常緑樹や針葉樹(松を除く)の剪定は基本的に真夏と真冬を除いていつでも可能です。
剪定ソフトでは、その中でも特に刈り込み剪定しがちなこれらについて、葉の先が白くなり景観上きれいでなくなるので、
芽吹き前に剪定することをおすすめしています。
地域差もあるので●月~●月までと時期を明確にせずに芽吹き前としています。
松(マツ)は例外ですので、注意してください。

針葉樹(コニファー系)の剪定失敗例

本来の役割を果たせていない生垣

生垣を数年剪定せずに放任していると、縦にも横にもボリュームが出てきてしまいます。そしていざ剪定すると…

この写真は、生垣の幅が広くなり過ぎたので剪定したのでしょうか。目隠しの為に植えた生垣ですが、本来の役割が果たせなくなっていますね。

樹木と同じように、針葉樹も幹の内部に陽が差し込まなくなると内側の枝が枯れてしまいます。こうなってしまう前に、剪定して大きさと樹形を維持するようにしましょう。

ただ、一つだけ注意してほしいことがあります。
実は、針葉樹を刈込ばさみで剪定すると、切り口が変色してしまいます。

針葉樹(コニファー系)の剪定ポイント

葉の変色を避けるには、時間を掛けてハサミを斜めに入れて丁寧に剪定することがベストですが、なかなかそれも難しいという方には、今だから出来る刈り込み剪定をおすすめします。

針葉樹の刈り込み剪定のポイントは、新芽が出る頃に行うことです。
剪定後に葉先が変色しますがすぐに新しい芽が出てきて、その変色が分からなくなります。
刈り込み剪定のコツは、深めに剪定する場合でも、必ず葉があるところまでにすることです。

特に多くの針葉樹は葉の無いところからは新しく葉が出にくいという特徴を持っていますので、くれぐれも葉を残して剪定してくださいね。

高さを低くしたい場合には、「玉崎弘志の剪定教室 基本編」の中でご紹介している、「芯の仕立て直し」で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。

針葉樹(コニファー系)の剪定ポイントまとめ

今回のお話しをまとめると、

  • 針葉樹の剪定は、芽吹き頃(新芽が出る頃)が適期(松は除く)
  • 針葉樹は剪定時に葉が変色してしまうので、新芽が出る頃に刈り込み剪定を行うのがおすすめ
  • 刈り込み剪定のコツは、深めに剪定する場合でも、必ず葉があるところまでにする

ということです。
ポイントさえつかんでいれば針葉樹の剪定は難しくありません。
ぜひ、針葉樹の剪定にチャレンジしてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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