70代のご夫妻が、玉崎先生の指導を受けて、手の届く範囲の樹木を剪定しながら維持管理している自宅庭園。
剪定は、植木屋さんに頼まないときれいに剪定できないと思っている方が多いのではないでしょうか。
植えている庭木によっては剪定の適期が異なりますので、適期にそのつど植木屋さんに頼めば費用がかかってしまいます。また1年に1、2度頼んで全ての庭木を剪定すると、庭全体がスッキリきれいになりますが、花木では、花芽が無くなったりひどく減ったりします。そうかと言って、花芽が見分けられるプロは、花芽を減らさない軽い剪定だけすることになり、毎年庭木が大きくなってしまいます。
ミドリ摘みは、毎年ご自分で作業するというおばあちゃん。「自分の思った形がつくれるので剪定は楽しい」と手際よくミドリを摘んでいます。
庭の全ての樹木を庭木として楽しむためには、日頃から庭木と接しているあなた自身だからこそ、それぞれの適期に理想の剪定ができるのです。 剪定上手になるためには、もっと庭木に近づいて、しっかり庭木を観察しましょう。ご自分で剪定できるからこそ、庭木を一層楽しむことができます。