ユキヤナギやコデマリが、枝一面に小さな花を咲かせ、柳の枝のように枝垂れて風に揺れる姿は春の風物詩ですね。
剪定の方法を間違えると大変!この木なんの木?
時々こんな樹形を目にすることはありませんか?
■ユキヤナギの徒長枝剪定をしないで放任していると、幹のように太くなった枝が勢い良く上に伸びて、枝垂れる樹形が損なわれます。
枝垂れる枝を途中から刈り込んだのでしょうね。ユキヤナギは側芽タイプなので花は咲いていますがユキヤナギらしくありません。
ユキヤナギ・コデマリの剪定の適期と剪定のポイント
ユキヤナギやコデマリは春咲き花木ですので、花後が剪定の適期(5月下旬ころまで)です。 枝垂れる枝に花が沢山咲く樹形をイメージしましょう。
込み合った枝や、古く太い枝は地際から切り取ります。
株の中まで日が差し込んで風通しが良くなると、新しく元気な枝が発生してきます。
その柔らかな枝が沢山の花の重みで枝垂れていってユキヤナギやコデマリらしい樹形をつくっていきます。