春は芽吹きの季節です。 生垣や玉づくり、玉散らしに仕立てた樹形が気になりだすのもこの季節ですね。
同じ樹木でも、剪定の方法によって、好みの形に仕立てることができます。
樹種ごとにそれぞれの剪定方法をマスターしなくてはいけないので大変!と思わないでください。
基本の剪定方法は常緑樹、落葉樹、花木、果樹にかかわらずどの樹木でも共通です。
それは、基本的な樹木の性質や仕組みが同じだからです。
この樹木の性質や仕組みを基に、独自にパターン化したシミュレーションによって剪定の反復練習をしていくことで、どんな樹種にも応用できる剪定の方法をマスターできるようにしたのがパソコン用ソフト「玉崎弘志の剪定教室」です。
※花が咲く、実を付けるという特有の機能がある樹木に関しては、基本の剪定に、さらに特有な機能を発揮させるための適期と剪定が必要になります。
それぞれについては、シリーズの中で学習していきます。
◆「玉崎弘志の剪定教室」「基本編」と「花木編」をマスターすれば、ほとんどの庭木の剪定ができるようになります!!
●生垣を仕立てていきましょう:幅を抑える剪定が基本です。
イヌマキ、ラカンマキ、キャラボク、イチイ、イトスギ、ニオイヒバ、コノテガシワ、イトヒバ、カナメモチ、レッドロビン、アラカシ、イヌツゲ
【POINT】
樹木は先端に向かって伸びる勢いが強いので、先端ほど強く刈り込むようにします。仕立てた後が逆台形になりますが、これが幅を抑える剪定のポイントです。
もちろん剪定の基本である切り戻しと透かし剪定を組み合わせることで、プロっぽい剪定ができるようになります。 「玉崎弘志の剪定教室/基本編」では、初級と中級で学習します。
●玉づくり:勢いの良い枝を発生させない剪定方法
●玉散らし:樹形のバランスと、勢いの良い枝を発生させない剪定方法
イヌツゲ、イヌマキ、モチノキ、モッコク、サワラ、キャラボク、
●剪定の時期