梅雨に入り、雨で重く垂れ下がった枝と、樹形が何だかうっとうしく感じていませんか?
常緑樹も落葉樹も花木も、今頃の季節に新しい枝を伸ばすものが多いので、剪定の適期に剪定がしっかり出来ていないと、急に葉が生茂ったように感じて気になる枝を切りたくなりますね。
気持ちは分かりますが、でも待ってください!!!
その庭木は、花や実を楽しむために植えた樹木ですか?
剪定学習ソフトユーザーの方は、花木編の「春咲き花木」「夏咲き花木」の生育サイクルをもう一度学習して、その花木の剪定の適期を再確認してくださいね。
では、重く垂れ下がった枝をどのように剪定したらよいでしょうか?
前号でお話した「樹形」「樹冠」「樹冠ライン」「骨格」をもう一度思い出して、皆さんが“このくらいの大きさ” “こんな形にしたい”をイメージしてください。
次は、目標とする「樹冠ライン」になるように、切り戻し剪定をしましょう!
では、正解です。
何となくこんなイメージに剪定出来ましたか?
■問題 まだ慣れなくて難しいと思った方もいらっしゃいますね。 | ![]() |
■解答 如何ですか?「樹冠ライン」をイメージしてくださいね。。。 | ![]() |
それぞれの庭木の剪定の適期を知って、みなさんのつくりたい樹形に挑戦してくださいね!
学習ソフトの解説部分だけを抜粋した「DVD版 玉崎弘志の剪定教室 基本編」が2016年6月に発売されました。
今回のような練習問題は付いていませんが、基本をしっかり学習することができますよ。次に剪定ソフトで練習問題(画面上で枝が切れます)をこなしながら復習していくと、より剪定の仕方がしっかりと身に付きますよ。
次回は「春咲き花木」の剪定についてお送りします。 お楽しみに!
本当に庭木の剪定が出来る!
なぜ”剪定”は本を読んだだけでは迷ってきれないの?
ガーデニングの伝導師「玉崎弘志」がそれに答えます!
【全ての庭木(常緑樹・落葉樹・花木・果樹)に共通する基本的な剪定をマスターします】
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