「玉散らし」の剪定方法と仕立て直しのポイント

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玉散らしの樹形

こんにちは、庭木の剪定ドットコムです。

玉散らしの樹形で、玉と玉が重なっている姿をよく見かけます。

これは、剪定が弱すぎるために起こります。
玉と玉が重なった場所には日が差し込まなくなって、やがて枯れてしまいます。

そんな悲しいことにならないために、今回は玉散らしの剪定方法や仕立て直しのポイントについてお話ししたいと思います。

玉散らし剪定を行う時期

玉散らし剪定の時期は、3月頃から4月頃の芽吹き前が良いでしょう。

玉散らし剪定の失敗例

玉散らしの樹形

何だかツンツンした姿ですね。
この玉散らしの一番下の枝をよく見てください。
勢いの良い枝が飛び出していますね。

これは、玉のラインに沿って刈り込み剪定をしたために起きた結果です。
玉散らしの剪定は、玉作りや生垣の刈り込み剪定と基本は同じです。

玉崎先生のお手本動画

玉散らしの剪定は実際にどうやるのが良いのでしょうか?
玉崎先生のお手本動画をご覧ください。

玉散らし剪定の手順とポイント

玉崎先生のお手本動画はいかがでしたでしょうか?

玉散らし剪定の手順とポイントをまとめると、

玉散らし剪定の手順

  1. 仕上がりの大きさや形を決めましょう。
  2. 始めに、1で決めた樹冠ラインより内側の、他と比べて太い枝や絡んだ枝を、樹冠より内側で切り取ります。
  3. 仕上がりのラインを意識しながら形をつくっていきます。
  4. この作業を繰り返して、玉散らしの樹形を完成させましょう。

玉散らし剪定のポイント

  • 左右のバランスと、太い枝の切り戻しをしっかり意識して剪定しましょう。太い枝を深く切ることで、玉もののラインから、強く太い枝が飛び出すことが防げます。

となります。

もし、玉散らし剪定で分からないことがあれば、お気軽にこちらの質問フォームで質問してくださいね。
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