どうして本を読んだりビデオを見たりしても、剪定はなかなか思ったようにできないのでしょうか。
どうしたら、迷わず剪定ができるようになるのでしょうか。
実はこうした疑問をもったのが私たちBloomFieldのスタッフのガーデンデザイナーYoshinoでした。 彼女からの提案でもっと簡単に分かりやすい方法で剪定をマスターできる教材を考えることになりました。
そして「剪定」を根本から考え直すことにしました。
彼女から飛び出す質問は、玉崎先生をはじめ剪定の上級者にとってはとても新鮮なものでした。そして、迷わずに枝が切れるようになるためには
という疑問を解決することが基本だという結論に達したのです。
私たちは、樹木そのものがもつ特性を理解し、樹形をお手本とした剪定方法によって、迷わずに枝を切ることができることを、身をもって体験しました。
それは、まさに目からウロコのだれでも剪定ができるようになる、まったく新しい発想の剪定のメソッド「樹形式剪定メソッド」の誕生でした。
樹種ではなく樹形を基本とした剪定を！
実は剪定は、そこまで難しいものではありません。
たった３つの切り方を覚えてしまえば、ほとんどの庭木が剪定できるようになります。
なぜなら、庭木として植えられている常緑樹や落葉樹、花木の総称が樹木だからです
庭木に多い主な樹形
自然形（落葉樹）
自然形（常緑樹）
常緑樹の株立ち
落葉樹の株立ち
枝垂れもの
玉散らし（仕立て樹形）
｜樹木の生理、生態はどれも共通｜
樹木の生理、生態はどれも共通で、切るべき枝も、切ってはいけない枝も、 切った後に枝がどう伸びるかは、樹種で違いはありません。
ということは、今までのように樹種ごとに剪定方法を学ぶ必要はなく、
「樹木そのものの性質と、お手本となる樹形」さえ押さえておけば、
「誰でも、どの樹でもきっと迷わずに枝を切れるようになります」
知識を身に付けるだけでは不十分だからです。
