「玉崎弘志の剪定教室」学習の成果に対するコメント

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剪定のソフトを学習された方からお送りいただきました剪定前後の写真を見ながら、玉崎先生がコメントしております。

■字幕
「剪定のソフトを学習された方から剪定の前後の写真をお送りいただきました」
全体に芯がブツ切りされているわけではなく、一部、上の方が残っていますが、基本的な切り戻しができていますね。
透かし剪定もできていていいと思います。
少し真ん中が抜けすぎたかなと思いますが、元々の枝の配置でこうなってしまうこともあると思います。
基本的には、うまくできていますよ。
「もし点を差し上げるとすると、何点になりますでしょうか」
80点くらいでしょうか。
これから全体の樹形づくりをやっていく必要がありますから。
「どうイメージするかでこれからの剪定も変わってくるでしょうね」
これくらい抜いておいてあげると、周りの日陰で育つ植物には、ちょうどよい感じで日が入るようになるのではないでしょうか。
ただ透かせばいいというわけではなく、透かし具合によって下の植物に当てる光のコントロールもできるようになり大事なことです。
幹が特別にきれいな木ではないのでいいんだけれども、もう少し幹の一本一本をきれいに切った方がよいですね。
この辺は場合によっては取ってしまって、違う木・植物が植わっていてもよい。
「一本だけではなく増やしていくというところでは、つながりを意識して剪定することも大事だということですね」
この紫色をバックアップする色として黄色系の別の植物を植えるときには、この辺の枝を取ってしまった方がいいかも。
この木は下枝が落ちなくて、全体にこんもり茂る木なので生垣に使うだけでなく、下の方を少しして株立ちの樹形のようにして
光が全体の下の方まで入る、隣にまた木があってもいいよ、みたいな感じの使い方でもいいですね。
剪定が基本だけれども、色合わせというのかな、白いフェンスに色の濃いものを使っているのがなかなかいいです。
そういう意味では、このすき間から向こう側がちらちらと見えるように細かく抜いてあげるとよいですね。
もともと枝が少ないのかな。だから下から上がってきている枝を抜いたらたまたま透けたのかな。
「一番最初に全体の樹形をイメージするということが大事ですね」
枝の無いところに新しく枝をつくっていくということもできるので・・・
普通ここまで切り戻さずに上だけ切ってしまうのですが、これだけ枝を思いきっていいですね。
この剪定でいいところは、全体の透かし方とか切り戻しによってほどよく高さがフェンスより出ていること
フェンスより下だとあくまでも周り全部が囲まれた中の庭になってしまうのですが、これを切ることによって前は見えなかったバックの景色、それも見えるようになってきます。
そうすると前後に緑があって、庭の空間が外の空間と繋がってくるんですね。
庭木の剪定のポイントの一つとして、景色を繋げるか完全に隠すかのどちらかになります。
これは、繋げることで隠すところはちゃんと隠している。
そういう意味ではちょうどいい理想的な高さにできていますね。

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